カルマの解消!(インドにて)
今日は、ちょっとカルマの話し
”カルマ”と聞くと皆さんは、どんなイメージを持っていますか?
良いイメージよりもなんとなく恐ろしいイメージを、お持ちの方が多いのではないでしょうか。
日本で生活していると日常会話の中に”カルマ”という言葉を耳にすることはほとんどありませんし、私自身は、日常生活の中で一度も聞いた事はありません。
言葉の意味は知っていても殆んど耳にする事が無い”カルマ”という言葉
この言葉を私は旅先のインドで聞く事になりました。
インドにて、サイババ寺院を訪れていた時の事です。
サイババ所縁の場所を巡ろうとサイババ寺院を出て、「さぁ、これからどうするか?どっちに行ったらいいのだろう?」無案内な私達は立ち止って迷っていたところに、オートリキシャーが一台、私達の目の前に停まりました。
すると、ドライバーが私に声を掛けてきました、少し大きな声で「私、あなたの事!知ってる!」
あまりに馴れ馴れしく声を掛けて来たので、強引な客引きかと思って無視していたのですが、そのドライバーは一緒にいたもう一人の仲間に話しかけてきました。
ドライバーの気が私から逸れたので少し落ち着いてオートリキシャーのドライバーの顔をよく覗き込んでみたら、だんだん記憶がよみがえって来ました。
確かに!2006年にこのドライバーのオートリキシャに乗った事があることを思いだしました!。
私は驚きました^^
それにしても、随分昔の事なのに良く覚えているなー!と、本当に感心しました。
余談ですが、サイババ寺院には世界各国から人が集まって来るので、周辺で働く人達は5カ国語ほど喋ります。(インド人は頭が良いですね)
私達は、このドライバーにお世話になる事に決めてサイババ所縁の場所を案内してもらうことにしました。
祭事が行われる川やサイババが生まれた家、それから奇跡を起こしたという丘の上にある木、等を見に行きました。
この中で、丘の上にある奇跡の木を見に行く時には、ドライバーさんは案内の為にわざわざ着いてきてくれました。
そこそこの小高い丘で、ハァハァと息を切らせて登って行くのですがドライバーさんの歩き方がちょっと変なのです。
すこし気にして見ていると、その訳を話しだしました。
ドライバーさんによると数年前に事故で怪我をしたとのこと。
しかも、その治療費は400万位だったかな(しっかり覚えていないけど確かこれくらいだったような)も掛ったとのことでした。
私達に、簡潔に理由を話すとドライバーさんは笑顔で私の肩を叩きながら「カルマ!カルマ!」と言いました。
普通だったら「酷い目にあったよ」とか「散々な思いをしました」とか言いって暗い表情を覗かせそうなところですが、このドライバーさんは明るく笑顔で「カルマ!カルマ!」と。
ドライバーさんは、「これは俺が前世でやった悪い行いが今世になって帰ってきたんだ!この出来事によってカルマが解消されたんだ!だから良い事なんだ!心配はいらない!大丈夫!大丈夫!良い事なんだ!」
そういう心の声が聞こえてきました。
私達は、悪い事が起きるとついブスッとした顔をしてしまったり文句を言ってしまうものです。
ちょっと何かあると「ちょっと!ちょっと!聞いてくれる~こんな事があってさ~」なんて話がはじまります。
しかし、このドライバーさんは嫌な顔を少しも見せないでいます。
それどころか、私達の前で明るく振る舞っています。
私は、明るく元気に笑うドライバーを見てもっと見習わないといけないなぁ~と反省しました。
通常はカルマの解消は4~5世代後にやってくると聞きます。
スグに自分がやった事が帰って来たら分かりやすいのですが、それでは魂が耐えられないそうです。
自分が作ったカルマはその後、魂が成長してそのカルマに耐えられるようになってから帰ってくるそうです。
魂はそうやって学んで行くのですね♪
悪い行いの業をカルマと言います。
良い行いの業をダルマと言います。
(ダルマは群馬県が有名ですね^^)
ダルマは七転八起のダルマさんです。
人間て、人に良かれと思ってやった事でも人を傷つけてしまうことがあります。
そんなときに「もう二度とやらない!」と頑なになってしまう人がいますが・・・
良い行いは”ダルマ”ですからね^^
人間て、良い事をしようとしても失敗しちゃうんですよね^^
ダルマですからスグに起き上がりましょうね^^って教えなんですね^^
カルマの話とちょっとだけダルマの話し。
なんとなく綴ってみました^^
文章を書くのはなかなか難しいですね^^
スラスラと文章が書ける人が羨ましい(笑)
#カルマ #ダルマ #サイババ #インド #ドライバー #オートリキシャー